FRISKELION

漫画の感想を淡々と書き続けるブログ。みつどもえの個別記事も余裕ができ次第、更新します。


カテゴリ:21巻以上で完結 > 21巻以上で完結

ギャグアクション・ミリタリー・時事ネタ・昭和レトロ・お色気・実験漫画などなど
エンタメのすべてが詰まった超傑作の第1巻。今はMr.Cliceが若干引き継いでいるか。
世の中のことはすべてこち亀で学んだ自分が、両さんの誕生日を単行本感想で祝う。
平成生まれで全巻持っているのは数少ないのでは?天n電子書籍バンザーイ!

第1話で道を尋ねるおじさん、伝説の始まりとしてのちのちメジャーになる。
何気に大原部長よりも中川よりも戸塚よりも先に名前が出る寺井。
劇画の時代(?)とは言え描き込み量がヤバすぎる。コマ数も多くて楽しい〜。
ファンキーでスタイリッシュな中川くん。タクシー出勤はいま読むと笑える。
左遷先は「ノサップ岬派出所」…こういうのも自然と頭に入れておきたいところ。

2話以降ものちの皆勤賞・両津勘吉巡査長を中心にひたすらトタバタ破茶滅茶。
両さんといえば何でも器用にこなす超人だけど、初期は不器用で荒っぽい印象もある。
部長の娘・ひろみは数少ない歳を重ねるキャラクターだけど初登場がなかなかひどい。
フータロー、冬本、犬など、長い歴史の中で割りと早めに行方不明になるメンツが…。

小学生の頃に初めて読んだときは「山止たつひこ…?」となったけど、
今は当然、山上たつひこも、秋元治の初期PNということも知っている。
最初期は電子書籍で全巻買ったときどころか、10年以上読み直してないので、
全巻読み返したくなってきた!一番好きなキャラクターは擬宝珠檸檬。


母の知名度がぶっちぎりな日常コメディの第1巻。
一応主役は天才バカボン(見たことないけど…)のように、
「あたし」である長女みかん。人物紹介にも書かれている。

あたしンちの代名詞とも言える(弁当の話だけど)おかずネタが初回から炸裂。
初期はみかんの顔が微妙にかわいくない。母の顔も全体的に不気味。
何気に多いお色気要素(?)だが、1巻はノーパン撮影のみかん程度。うひょひょ。
しかしなにより水島さんがかわいくない。戸山さんはそこまで違和感なし。
ユズヒコのクラスメイトは藤野のみ登場。ユズヒコ自体が影薄め。
父と母の旅行など、定番ネタも1巻からちらほら。

なんと言っても絶妙な人物描写。うますぎて余裕がないときに読むとイラつきそう。
自分としてはかなり珍しく、新も含めてアニメを全部観ているが
アニメの肉付けが原作の雰囲気を残しつつにおもしろおかしくしており、
あとから原作を読むと物足りなさを感じる。料理回とか昭和回は知らない。
たぶんアニメを観ていたほうが合間合間の小ネタも笑える?逆でもよし?


ラブコメの第1巻。放課後の拷問少女と五等分の花嫁を同時期に読んでいると
設定がごちゃごちゃになるのは、自分の頭が悪いからです。

家がド貧乏な主人公・唯我成幸は、大学進学にかかる学費を免除するために
特別VIP推薦を狙う必要がある。そのために学園長から課された条件は、
「機械仕掛の親指姫」こと緒方理珠、「文学の森の眠り姫」こと古橋文乃、
2人の教育係として志望大学に合格させることだった。
しかし理珠は文系、文乃は理系の大学、壊滅的に苦手な分野を目指しており…。
現実にその二つ名を持っている人がいたら、つけた人にドン引きする。
人の感情を知るために心理学を学びたいアナログゲームオタクの理珠、
亡くなった母親を想って星に関わる仕事をするために天文学を学びたい文乃、
なぜその熱意があって苦手分野を伸ばせないのか…丸暗記しろ。

マメな専用ノートを作る成幸。この優しさはハーレムの主になる器ですわ。
成幸の例だと無利子の奨学金も複数通りそうだが、やれることはやる。
漫画的なデフォルメかと思って気にしていなかったけど、
シャワーシーンで理珠が低身長巨乳であることが判明。
文乃のナチュラル辛辣言質キャラは扱いにくいだろう。
キャラが勝手に動くという段階の前にこの設定は消えそう。貧乳設定は残る。
葉月と水希がかわいい。空きページの水希は必見。単行本派の特権。

「白銀の漆黒人魚姫」こと武元うるか…カルトクイズにこういう問題が出そう。
中学時代からフラグが立っている状態での参戦。これは勝ち確か負け確の2択。
こんなに成幸のことが大好きなのに箸にも棒にもかからなかったらさすがに…。
ヒロインっぽいムーブをしているのは包帯を巻いている時の文乃だが、
停電回の理珠とうるかも負けていない。あざとかわいい。
小論文の書き方のコツとかもあるし、受験生は必読の参考書だな!




量産型ハーレム学園ラブコメっぽい設定の4コマギャグ漫画の第1巻。
これはもう、シモとかエロとかの次元ではない。氏家漫画というジャンル。
ちなみに氏家作品は本作がはじめまして。アニメ版も見ていない。

天草シノ。髪型はまったく意識してなかったけど、横のアレでバランスを
保っていると知ってからとても良いビジュアルと思うようになってきた。
修学旅行にウキウキでかわいい。1巻ではアワワせず、ラブコメ要素薄め。
七条アリア。最初期はそこまで過激ではないな…と思ってしまう。
なんだかんだ格の違いを見せつける発言、周りがひく様子は鉄板。
津田を彼氏として紹介するなど片鱗を見せるも、ラブコメはまだ先。
萩村スズ。最初期はめっちゃトゲトゲしくて笑ってしまう。
津田に「性欲の塊」というツッコミをするのは珍しく直接寄りな表現。
読んでいるうちにだんだん「スズヘッド」ネタがなんか好きになる…
意外にも初出は#8の「この辺にスズ」で次は#9「スズハンド」?
ちょくちょく広義のツンデレらしさを発揮してラブコメ要素少しあり。

新聞部の畑が#3で登場してびっくり。雰囲気が違う。
ムツミより早く登場するも、通常版の表紙を飾るのは10年後…。
三葉ムツミ。この漫画の数少ない良心。下ネタから切り離したのは優秀。
最強クラスの怪力と大食漢でギャグもこなす。普通に一番かわいい。
横島先生は安定している。安定してどうしようもない。
津田コトミ。普通の妹キャラっぽい雰囲気なのに過激派。
まぁ、そこら辺は飽和するので、厨二病キャラになってからが本番。
たまにある下ネタ抜きのギャグネタ、ラブコメネタが秀逸すぎる。
歴代でもかなり好きな作品だけど、万人に勧めるものではないか…。


生徒会役員共(1) (週刊少年マガジンコミックス)
生徒会役員共(1) (週刊少年マガジンコミックス)

朝顔の年齢は連載初期のどこかに35歳という記述があったと思い、
確認のためwikipediaを開いたら、登場人物の内容が空欄だった。
ずーっとアラサーだったのに、最終盤はアラフォー。という程度で。
法医学サスペンス…というより、法医学×人間ドラマの第1巻。

法医学者や検視官の仕事を知る面白さ。2時間ドラマでよく題材になるけど…。
朝顔の気づきが事件を解決に導くサスペンス要素もあるが、
基本は死者のメッセージがどうこう、残された者たちのあれこれ。
あと社会風刺。子どもたちがしっかり者で泣けてくる。
クラッシュシンドロームの話は結末はつらいけど、なるほどと唸る。

この手の漫画の宿命か、ヒロイン・朝顔が少年漫画のヒロインかのように
とんでもなくかわいい。万平の頭身が結構高くてなんか笑った。
父娘のナイスなコンビ。ますます2時間ドラマっぽい。(連ドラ放送中)
なんと言っても茶子のキャラ。この先に出る高橋と光子のトリオが秀逸。
このトリオは狙ったというより。キャラが動いた結果な気がする。

全巻読んでからこの感想を書いているけど、鬱展開はどうにかならないのか、
夢の話は結局どういう意図だったのか、作中でもよく話題になったけど
朝顔はどれだけ豊乳なのか、など、まだ頭の中が整理できていない。



監察医朝顔1
監察医朝顔1

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