FRISKELION

漫画の感想を淡々と書き続けるブログ。みつどもえの個別記事も余裕ができ次第、更新します。


カテゴリ: 11〜20巻で完結

令和の時代にこの漫画の感想の書く人が他にいるのだろうか?
(電子書籍版で11円セールをやっていたので他にもいるかもしれない)
強烈なキャラクターたちによる良いエピソードもあるはずなのに、
何故か異様に大きい乳房とラッキースケベしか印象に残らない漫画の第1巻。
内容自体は古典的な学園ラブエロコメだけど、癖のあるデザインで唯一無二。

影が薄いという個性を持った伝助。だから東雲も歩み寄れたのだろう。
霧香もヒロインの素質が抜群なのに、東雲がいるのでぶっとんだキャラに。
まぁ、大物感があって良い。謎は謎のままで終わったのがもったいない。
なんかキリカという名前は曲者が多いような。他に誰も思いつかないけど。
影トーンで目が疲れる。近年のデジタルでトーンを多用するやつよりはマシ。

ハーレム漫画の定めか、ひたすら属性てんこ盛り。
小萌の超乳は本作の象徴。太眉眼鏡ツインテール。情報過多。
ツンツンデレデレな京子と飄々としたグレースも良い。
でもナンバーワンはくまちゃんこと微少女えみる。隠しヒロイン。
マンモス校とはいえ、10以上プールがあるのはとんでもない。遭難しそう。
サブタイトルが何気にパロディ。誰か元ネタ一覧つくったら?


エイケン 1巻
エイケン 1巻

女子高生探偵マーニーの活躍を描いた漫画の第1巻。普通の推理漫画、
ミステリー漫画とは一味違う、クセのある登場人物による相談・事件の数々。
1話完結で不思議な話もハードは話もまとめてくる。木々津克久らしい快作。

髪の毛モジャ子のマーニーがかわいい。女児マーニーもかわいい。
伏線ではないけど、先の内容を知って気づくようなことが仕込まれている。
モブキャラや鈴はこの段階ではなんとも…なんちゃって伏線。
「現金(マニー)さえもらえればマーニーにおまかせさ」の口上に苦笑い。
頭は切れるし度胸もあるけど、圧倒的な能力と言うほどではない。
泥臭く調査して思考を重ねるマーニーがかっこいい。

畜生・若島津ゆりか。普通の友人キャラと思っていた彼女の変わった趣味と
適当な言動の数々は読者の心を掴んで離さない。コイツはどうかしている。
マーニーの「フザケンナテメー!!」には大笑いした。
「ペンフレンド」も凝った内容ではないけど描き方がうまくてちょっと感動。
冠婚葬祭コンビや笑い屋の話をエピソードとしてまとめるのはさすがか。



名探偵マーニー 1 (少年チャンピオン・コミックス)
名探偵マーニー 1 (少年チャンピオン・コミックス)

タイトルを見て勝手にエクレア=お菓子漫画を想像していたけど、
実際はストーリー重視のご飯漫画、そしてつむぎを愛でる漫画。

母親は死別。父親の呼び名はおとさん。うっ、頭が。悲しい…。
この手を設定を見る度に、適当な理由で生かせておけないのかと思う。
グルメ漫画というより、料理と通じて精神的な成長とか家族愛とかを軸に
話が進むっぽいので、つむぎにママがどうこう言わせるのは琴線に触れる。
文字通り肉食系のつむぎが逞しい。一緒にハンバーグを作りたい。

母親がセーラー服でテレビに出ていた女子高生・飯田小鳥。大食漢。
当然美少女。母親の不在は料理研究家の仕事が忙しいからで片付いたけど、
他にも訳ありな雰囲気に見える。包丁でとんでもないことしてそう。
ぼっちと思いきや、友だちがいてもいなくてもどっちでも良い人種に見える。
犬塚家と飯が絡むと異様にテンションが高い。犬塚の立場と妻を考えると
先生好き好きモードが続けば続くほど、辛い結末が待っていそうだが。

犬塚と小鳥がトラブルを避けて店以外で会わないようにしているのに、
つむぎのお絵かきとお喋りからあっさり漏れそう。近所っぽいし。
むしろバレないほうが違和感。バレたから何という話ではあるけど、
ストーリー重視っぽいのでそういうのは挟んでくるだろう。
個人的にはハードな設定でもがっつりコメディをやってくれると楽しい。


甘々と稲妻 2巻 雨隠ギド


甘々と稲妻(1) (アフタヌーンコミックス)
甘々と稲妻(1) (アフタヌーンコミックス)

コロコロコミック連載の玩具販促漫画に見せかけたスポ根漫画。
この手の漫画は終盤の単行本が入りにくいけど、2015年に電子書籍化。
この個人出版の経緯は作者のTwitterやWikipediaを見るとわかりやすい。

ファンタジー要素はしばらくないのに、冒頭の龍と宝玉はなんか笑う。
工事現場でトレーニングをする戸坂玉悟がたくましい。ここであの腕力を。
各地を転々しながら仕事をする玉四に息子を預ける父親とはいったい…。
組織に狙われたパターンだろうか。コロコロ読者に自立を促している?
玉悟が書いた設計図を見て、命と同じくらい大切にしているビーダマンを
勝手に改造する玉四。すごい技術なのに序盤しか出ないのが悔やまれる。

登場時は小物臭が漂っていた、なにわのエジソンこと西武丸馬。
新パーツの開発や高速連射など、カッコよすぎる便利屋ナイスガイ。
「あかん!オバチャンスクーターや!!」などの名シーン、名言も多い。
石油王の息子・サラー。最初は性格の悪いヤベーやつだったけど、
玉悟との雨の激闘を通じて改心する姿はベタで良い。燃える。

キャンプ生活をしながらビーダマン狩りをする円大作のインパクト。
とんでもない小学生だよ。完全におっさん。せいぜい高校生である。
ジャイアントボムを初めて見た時は、ありえねーと思う一方で
本当にこんな破壊力があるのかも?と少し思った記憶がある。
ありえそうな理論や描写が少しでもあると、ぐっと引き寄せられる。
これは強引でもいい。スポーツ漫画と同じだな。


爆球連発!!スーパービーダマン 2巻 今賀俊


爆球連発!!スーパービーダマン1巻
爆球連発!!スーパービーダマン1巻

おおひなたごうによるグルメというか、食事あるあるというか、
ショートギャグと言うか…そんなフードソウルロマン漫画の第1巻。
お題に対して自分の回答を書き連ねる感想…ではなく自分語りを書く。

・目玉焼きの黄身 いつつぶす?
これは未だに悩む。だから最初に潰すことで悩むことを放棄している。
昔は黄身がしっかりしている方が好きだったけど、今は半熟の方が好きだ。
みふゆ同様、皿が汚れるのは嫌だけど。あともったいなく感じる。貧乏性。
まぁ、卵が食べれる程度には裕福だったか。いつの時代だよ。ゆとり世代です。
かけるのは醤油。でも塩でもソースでもマヨネーズでも別にいいよなぁ。
名称によってかけるものが変わる稀有な食材。卵はおいしくておもしろい。

・とんかつのキャベツ いつ食べる?
キャベツもソースも大好きなので、とんかつの上にキャベツをのせて、
尋常じゃない量のソースをかけて食べる。そして米を頬張る。
とんかつにキャベツは必要だけど、近藤家内の邪魔という気持ちもわかる。
唐揚げに野菜がついてきても、そこまで魅力を感じない。食べるけど。

・カレーのルー どうかける?
…何も考えずに食べると、無意識に調整するのでモーセ現象は起きない。
タイカレーとかインドカレーだと確実に別々で出てくるな。
しかしその時はライスではなくナンを注文するので、モーセ現象は起きない。
が、配分やらメイン具材の食べるタイミングやら、新たな問題が発生すルー。
納豆や卵かけご飯のネタも少し使うのは、なかなかの大盤振る舞いだ。

・ライス どうやって食べる?
ジロちゃんがいなくなるのは予想外で笑った。自分は完全左利きなので、
フォークとナイフは右利きと同じスタイルで使う。フォークの裏は使わない。
マナーはよくわからない。いつか恥をかくのだろう。自分が悪いので仕方ない。

・みかんの皮 どうやって剥く?
横に剥くパターンも見たことあるぞ。シブは剥かないでいいだろう。
スイカは種ごと食べる。ぶとうは皮も種も食べる。魚も小骨は食べる。
なぜなら面倒だから。そして滅多に食べない。いろいろ煩わしいから。
近藤さんの皮タワーをバカっぽいと評する2人に笑った。

・納豆 ご飯にいつかける?
納豆は最後だ。白飯しかないときに食べる場合は、始まりでもあるけど。
おいおい、ご飯粒が残ってるじゃん。近藤さんにはガッカリですよ。
つぶとかひきわりとか、混ぜる回数とか、からしの有無とか…納豆も奥が深い。

・ちらし寿司にワサビ醤油かける?
辛いものが本当に無理なんだけど、ワサビは多めにいく。
どっちでもいいけど、ワサビを醤油に溶かして直接かけることが多いかな。
具材だけ醤油につけたり、ワサビを具材につけてもいいけど、面倒だから。
基本的に面倒が基準。さすがに人前では適当なそれらしい理由をつけておく。



目玉焼きの黄身 いつつぶす? 1 (ビームコミックス)
目玉焼きの黄身 いつつぶす? 1 (ビームコミックス)

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