FRISKELION

漫画の感想を淡々と書き続けるブログ。みつどもえの個別記事も余裕ができ次第、更新します。


カテゴリ:11〜20巻で完結(★付&読了作品) > 11〜15巻で完結(★付&読了作品)

人を選ばないジャンル、ハイテンション駄菓子コメディの第1巻。

こち亀にも駄菓子ネタは散々あったが、身近なネタは基本的にハズレない。
さらに枝垂ほたるという要素満載のキャラをぶち込んだ時点で、ほぼ勝ち。
いぬまるだしっ並にコマと文字数が多いのは個人的には楽しめて良い。
無駄なセリフもあるかな。FireHD8の見開きだとちょっと読みにくいけど。

駄菓子以外の内容をあまり知らずに読んだので、なんとなくほたるは
クール寄りなキャラクターかと思っていたが、実際は超熱かった。
初対面のココノツの「2次元から出てきたみたい」という表現は言い得て妙。
特にビジュアルのすべてが2次元っぽい。でもおっぱいは飛び出す3D。
個人的にはこの絵柄ならバスト以外も肉付きの良いほうがウケると思うが…。
こざくら餅の個数の変遷のネタは、なんか年齢と合ってないような気もするが、
伏線ではなく、深い意味のない展開上の都合と判断してスルー。
全裸仁王立ちや変な決めポーズなど、どうかしてる感じがおもしろい。
本編でアホみたいなことばかりする反動か、扉絵ではセクシーな構図で魅了。

九代目(江戸時代から?)として家業の駄菓子屋の継ぐ気が一切ない
漫画家志望のココノツが、なんだかんだ駄菓子の知識や経営者としての
発想力は備えている様子がおもしろい。これが天性の素質か。
素質といえばサヤ師も。不良っぽい見た目からなんでも器用にこなすのは素敵。
ほたると違って2Dなのも、コントラストとしては非常に良い。

うまい棒はいろいろ食べたが、湿気た古いうまい棒を食べてからは疎遠。
ヤングドーナツもよく食べた。大人になった今はキングドーナツ。
うらないチョコとかゼリーとか、どれも食べたことがあって、なんだか楽しい。
と思ったら、ブタメンだけは周りが食べているのを見ていた。つらい。
…と言ったように、子供の頃の楽しい(悲しい)思い出というのは、
単純なあるあるネタよりも没入感を高めるのに有効らしい。

ハイテンションなギャグだけでなく、しっかり解説や小ネタをいれつつ、
読者の体験を刺激することで指数関数的に楽しめる。うまいなぁ。
敬意を表して「駄漫画」と呼ばせていただこう!いや、やめておこう。


だがしかし 2巻 コトヤマ
だがしかし 11巻 コトヤマ


だがしかし(1) (少年サンデーコミックス)
だがしかし(1) (少年サンデーコミックス)

題名だけ見ると、どこかダークな雰囲気の熱いロボットアニメっぽい。
だがその実態は、どこかダークな雰囲気の熱い株マンガである。
Kindle版が1巻1円、2巻2円…と15巻まで大幅値引き中。(セール期間は未確認)
主人公が中学1年生の少年ということもあり、政治経済や屁理屈を交えつつも、
基本的には少年漫画っぽい作りになっている。(モーニング連載だけど)
ちなみに、他の三田漫画のキャラクターも出ているらしい。

自分は典型的な駄目な例で、資産運用にはあまり興味がない人種なので
このマンガの感想も深く株の話に触れるつもりはない。
どちらかと言うと、社会科学と、漫画独特の雰囲気を楽しみたい。
説教臭かったり、成功者の言葉が鼻につくという人もいると思うが、
「自分と一緒の考え方だなぁ」とか「そういう見方もあるのかぁ」程度に
なんとなく受け取れるとちょうどいい温度になるだろう。

札幌の超名門校・道塾学園にトップの成績で入学した財前隆史。
野球部に入るつもりが麻雀部に拉致されたと思ったら、そこは投資部だった。
130年続く伝統として、成績トップの優秀な人間のみがスカウトされる投資部。
この投資部の資産運用こそが、道塾が超名門たるそのすべてだった…。

第1巻ではよくある、株とはなんぞやを説明する話がメイン。
そこに凄腕の神代部長とか何やら過去の因縁が絡む、熱そうな幕開け。
麻雀がやりた過ぎてテンションのあがる財前が子どもっぽい。子どもだけど。
何かと木刀を振り回す渡辺が不気味。往々にして天才とはこうである(偏見
モノローグでアレコレ考えたり、無駄にオーバーなリアクションが
さすがの三田紀房っぽい。砂の栄冠しか読んでいないけど。

昼休みは貴重な投資の時間なので、学食を利用できないというのは
さすがによく隠し通せるなと思う。合唱コンの練習もできないよ><
まぁ、男子校だから「ちょっと男子〜」という例のイベントもないのか。
スマホ向けゲームを展開するゲーキチ株で、いきなり高利益を叩き出す財前。
さっさと売れと言う先輩と、持ち続けたい財前。そこで神代が一言。
「株は法則でやれ」
株に興味はないが、なかなか気になる言葉。続きは次の巻。

ちなみにタイトルの「インベスターZ」はロボット名前ではなく、
投資家(Investor)財前(Zaizen)の略。


インベスターZ 2巻 三田紀房


インベスターZ(1)
インベスターZ(1)

船橋雅矢は静かに暮らしたい。
でも人のためなら何でも首を突っ込む。良い人だから。
表紙はめっちゃ悪そうな人の顔だけど。

「今日から俺は!!」は鉄板として、理不尽ギャグの「道士郎でござる」、
めぎゅ〜な「天使な小生意気」、前半と後半で別作品の「鋼鉄の華っ柱」、
どれも面白いけど、個人的には安定の西森展開に加えて、
独特の洒落た雰囲気を持つ「お茶にごす。」を推したい。

まークンが入部することになって恐怖を隠しきれない部長だが、
まークンを信じる真っ直ぐな心と優しい笑顔に、登場人物も読者も、
みんなが部長を好きになっただろう。茶道とは、優しさの道と見つけたり。

部室が隣というだけで、とんだとばっちりを受けるアニメ部だが、
まークン、山田、アニメ部の熱い友情はこの漫画の見どころ。
要するにいつものパターン(褒め言葉)。
西森漫画では最強クラスでお馴染みのヤーさん(と拳銃)は本作でも健在。
素直なまークンがなんだかんだでいろいろな人と仲良くなるのは素敵。

ステレオタイプな智花もなかなか小悪魔的存在。
邪な縦島先生が下劣。山田にぶっ飛ばされなくて良かったね。
どのみち、正義を貫くことを生きがいにしている夏帆に刺されそうだが。
バイク関連のギャグはことごとくツボに入る。容赦なくギャグをぶち込んでくる
スタイルが楽しい。スクーターを愛するおやっさんもどこかの世界にいるぞ。


お茶にごす。 2巻 西森博之


お茶にごす。(1) (少年サンデーコミックス)
お茶にごす。(1) (少年サンデーコミックス)

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