FRISKELION

漫画の感想を淡々と書き続けるブログ。みつどもえの個別記事も余裕ができ次第、更新します。


カテゴリ:10巻以下で完結(★付&読了作品) > 1〜5巻で完結(★付&読了作品)

難病に臥す親友を救え!ナチュラルキラー細胞を活性化させるために、
真面目な少女が未知なる「笑い」に大真面目に挑戦する漫画の第1巻。

富士矢舞の母親から娘を笑わせて欲しいとお願いされる西宝夏紀。
お笑いでなく、日常会話でも良かったのでは…と思ったがやはりお笑いが効果的か。
カテゴリ分けした笑いにひとつひとつ取り組むのは、勉学が得意な彼女らしいし
展開としても非常にわかりやすい。リアクション芸が最強か。

果敢に挑戦する西宝だが、不安が富士矢に伝わっていそう。人前で話すのは難しい。
苦戦する西宝の前に長期入院中の少女・榎本りんがお笑いの師匠として登場。
同級生の力も借りて、ネタとしても漫画としてもおもしろくなってくる。
しかし富士矢の体調は思わしくなく…。甲斐が強い。不謹慎ネタでエールを送る。
富士矢の日常が軸なので、自ずと緊張と弛緩が繰り返される稀有な作品。


2022年にもなって20年前に週刊少年チャンピオンの読者ページで連載していた
デ・ジ・キャラットの漫画の感想を書く奴なんておらへんやろ〜。
いやいや「令和のデ・ジ・キャラット」で復活するそうなので、むしろ最先端。

週チャン×でじこらしい外道シュールな漫画を展開している。
前半はシュールなキャラクター漫画でノリがわからないとしんどいかと思ったが、
作者サイドが要領を得たのか、読者がアジャストしたのか、段々おもしろくなってきた。
本誌で読んでないのでわからないが、ページ下半分とかで掲載もあったようで
1ページに2本掲載で密度が詰まっている。1ページ4コマの形式より遥かに良い。
なんだかんだ仲良しなでじことうさだが素敵。ぴよこはよく出るけどPKOの方が見せ場多い。
他誌のパロディばかりなのはご愛嬌。海原雄山がコスプレでなく完全に本人…。
「少年マンガらしい決め技」のリクは順番的にマガジンのパロディだと思うが、何?
デ・ジ・キャラットに特に思い入れはないが、でじこ・ぷちこ・うさだのデザインは
いま見ても秀逸…というか、今だからこそより一層そう感じるのかもしれない。


貧乳陰キャと巨乳陽キャがキスをすると入れ替わる4コマ漫画の第1巻。

秀才ぼっちおっぱい星人の一之瀬春子、テンプレ純情乙女ギャルの二階堂夏子。
入れ替わると目の塗り方が変わるので読者にはわかりやすいけど、
バンバン入れ替わるからとてもややこしい。どっちなのか混乱する。
しかし軽いノリで入れ替わりまくるのがダイナミックでとてもおもしろい。
追試を回避するためにキス、着こなしを確認するためにキス。バーゲンセール。

適当そうで気が利く夏子、真面目そうでおちゃらけな春子のコンビは見ていて楽しい。
ちょいちょい夏子が春子にひどいことを言うのがツボ。友達第一号だからセーフ!
夏子が春子をいじめていると勘違いされるくだりはこの漫画ならではでお見事。
もう一つのペア、三島秋穂と四方冬美。目でわかるのは読者だけではない…だと?
こちらもちょっと事情は違うようだがキスしまくり。この2人はガチですねぇ。



みつどもえとイカ娘が新時代を築いていた頃の週刊少年チャンピオン読者には
あの「たまたまポンチー」でお馴染みの山本康人による競泳漫画の第1巻。
初っ端の全裸で空を飛ぶイメージ、別作品の読者はよくご存知だろうが、
とんでもない展開になることもあるので…さぁ、この漫画はどうなるのでしょう?

主人公・青山飛男、「水の中で高2の夏を制覇」を目指す熱血高校生。
とにかくキツくて能力のピークも早い競泳。(近年は多少伸びたようだが)
フォームや肉体改造で急成長することもあるだろうけど、
道具を使った競技や団体競技よりも、さらに10代の実績が物を言うイメージは強い。
「地球暴泳軍」に笑った。水泳バカ、水オタクという言葉が似合う。
弟は弟なりに本当に応援しているし、ある程度は尊敬してそう。
ヒロイン・内田千夏。この作者だと、千夏が酷い目に遭うのかと不安になる…。
それとも母親サッちゃんが?まぁ、ネタバレするとこの心配は御無用。

ビート板で泳ぐ男・赤土。タイトルのSEKIDOは赤土のことか。
夜のプールで千夏が目撃をした限り、圧倒的実力者。
第二の主人公ではあるが、あくまでもメインは飛男と思われる。
筋骨隆々、無口無表情。本当に一切話さない異様なキャラクター。
飛男以上に完成された肉体を持つ赤土。なかなかおもしろいトリッキーな構成。

水泳の情熱が一切ない、元日本記録保持者の新コーチ宇田川はとにかく粗暴
千夏の今後を賭けた黒光学園との伝統の対抗戦。柿沼のいかにもなキャラが良い。
決勝は飛男、そのタイムを上回る柿沼の一騎打ち、かと思いきや…。
今のところ、千夏がめっちゃ良い味を出している。
水泳バカの飛男、得体の知れない赤土には出せないとは違う存在感、間のとり方。
競泳の描写がすごい。さすがは山本康人。絵もクセが薄めで読みやすい。
下品な場面もあったが、これ、当時の週チャンで連載してたら大人気になったのでは。
ああ、どうして…。たぶんウタダでもそこそこいけた。むしろ絶賛する層がいただろう。


SEKIDO 愛蔵版 2巻 山本康人


良質な睡眠を追求する貧乳娘が主人公の睡眠コメディ第1巻。

学校ではテンプレ通りのお嬢様言葉を操る才色兼備な西城ルネ。
家ではカーテンで仕切られた部屋でニート兄とわちゃわちゃしながら、
エボる(大胸筋の覚醒)ために睡眠を大切にする眠人-みんと-ルネ。
学校でも家でもキャラが立っていてかわいい。油断したときの顔芸が良い。
なんだかんだ妹を心配している兄がイケメンニート。
船木とかいうヤンデレが突如襲来。めっちゃ浮いてる。

秦との会話で「ボンレス」と呼ばれていた過去が明らかになるが、
「なりたい自分を迎えに行ってあげないと、死ぬまでそのままなんだよ」
という名言を語り始めた彼女の瞳に、芯の強さを感じた。
ルネの記憶に刻まれる同級生の女子がヤバすぎる。ここだけ異様に重い。
不断の努力で高校デビューも、胸の脂肪も消滅したままということらしい。
「ブヒョヒョ」という笑い方が気持ち悪くて超かわいい。
しかし兄に対する罵詈雑言を見るに、ルネ自身もなかなかの畜生である。

昼寝の前にカフェインを飲んでスッキリ目覚めるというのは
なるほどと思いつつも、機を逃すとしんどそう。
水泳最強説。ほとんどのスポーツ漫画でトレーニングとして
取り上げられるし、ダイエット漫画、睡眠漫画でもおなじみ。
秦とギスギスする回は、知識を詰め込みながら最後は睡眠でリセット
というこの漫画ならではの展開。テーマの勝利。

女の子二人が寝る前に〇〇する話のように、睡眠コメディはおもしろい。
たまに読み返すと、なにか発見(思い出し)があるかもしれない。


ねるじょし 2巻 酉川宇宙



ねるじょし 1巻 (芳文社コミックス)

↑このページのトップヘ