みつどもえの第19巻が発売されました。最終巻。
画像や特典の感想は後で差し替えると思うけど取り急ぎ。
約8ヶ月ぶりの単行本。
特典はとらのあな、アニメイト、ゲーマーズ、COMIC ZIN、喜久屋書店、
喜久屋書店はスルー。ランドセル姿の佐藤絵里のコスプレ感がいやらしい。
<特典>
・とらのあな(全巻収納ボックス&歴代特典収録冊子&イラストカード)
収納ボックスはカラー扉絵を周囲に配置しているのが良い。
ボールペンとか缶バッチよりは遥かにまともな特典だけど、2500円は高い。
どうせなら冊子に19巻のイラストカードを収録して欲しかった。
イラストカードはもはや何もツッコまない水着姿。みつみくの将来を思うと涙。
・ゲーマーズ(イラストカード)
シャツがきつそうなふたばさん。大胸筋が発達してるからね。
マゾメ氏はちょっとスレンダーなだけだから。急成長する可能性もまだある。
・COMIC ZIN(イラストカード)
ぶかぶか三女さん。これはこれで良い。
矢部っちのシャツとかよく着てるし、そこまで新鮮味はないかな。
(元祖!みつどもえ 28巻、みつどもえ道 5巻より、脳内補完)
・アニメイト(イラストペーパー)
割と普通なみつば。誰のパンツを履いてる。マゾメ氏のは履かないだろうし。
中学用のパンツ?あるいは杉崎盗撮対策にノーパン?うーん、どうでもいい。
<オビ>
・ロロッロの2人。
新連載&完結記念のコラボグッズプレゼントの告知。
<表紙>
第1巻のリメイク版
みつば>別人じゃん…。(太ももが)
ふたばさん>別人じゃん…。(道着が)
ひとは>別人じゃん…。(当時の彼女は深海の底にいるような、
どんよりとした鈍くて暗い瞳だった。しかし、今の彼女は違う。
その瞳の奥には矢部っちがいる。彼こそが彼女にとっての光なのだ。)
この表紙は泣ける。顔のパーツが真ん中に寄っているとは知らなかった。
ふたばさんはベクトルをちょっと変えるともっとかわいくなると思う…。
<背表紙>
・三つ子のパンツ
斬新すぎる。世界で一番パンツが出てくる漫画ではないだろうか。
パンツを常にかぶってるとか、キャラクター化しているものは除いて。
それ以外は履いている状態を含めても、一番描かれている気がする。
<裏表紙>
・丸井みつば 丸井ふたば 丸井ひとは
三つ子の紹介文は特になし。このあと机が真っ二つに割れそう。
多方向から最終巻の雰囲気が漂っていて、感情が昂るな。
<みつどもえ川柳>
・修学旅行
松岡や佐藤のことを思うと、夜以外にも事件は起きていたと思う。
<中表紙>
・草次郎(寝ている三つ子)
幸せそうな光景に泣く。背景の「不審者」という三文字の羅列に2度泣く。
<CONTENTS>
・矢部っち ひとは ふたば みつば
ひとはから矢部っちに愛を告白した、あの名シーンかな?
クラスのみんなが三女さんの告白を応援する姿に胸が熱くなった。
まさかの公開告白に矢部っちが照れるのも無理はない。これはむふぅ。
日々鍛錬に励む矢部ひと派には、この後になんやかんやあって、
ウェディングドレス姿の三女さんまで、ハッキリ見えちゃったんだよなぁ。
<みつどもえ本編&描きおろし>
333卵性から348卵性まで16回分、及び描きおろし多数。
メモ書き程度の感想。
・修学旅行のメインイベント(描きおろし2Pカラー)
宮元が余計なことを言いふらすから、吉岡はガードしてるんだぞっ☆
伝統の乳首ネタ。三女さんのまな板を見て、きっと杉崎はガッツポーズしてる。
丸井姉妹は湯沸かしと水量の節約のために一緒にお風呂入ってると思うけど、
二番目のお姉さんのバストを見て、毎回ため息をついてそう。
・333卵性「サンタが娑婆にやってくる」
草次郎サンタの赤は、血の色だった。いい話だなー。
公認イケメン・パンツ佐藤とみつばが、変に意識していますねぇ…。
三女さんと矢部っちがイチャイチャしたりお風呂に入ったり朝チュンするのは、
懸命な読者諸君の脳内展開的に割とそこまで珍しくないのでスルー。
・334卵性「ああ、年が明ける」
モテモテみつばがかわいい。モテモテ…?海江田さんじゅっさいには触れず、
背景に溶け込んで欲しかった。霊として伝承されそう。松岡さんの出番。
・335卵性「手品先生」
妹2人によるモールス信号という謎特技。モールス信号ネタ好きだな!
三女さんから逃れることはできないのである。変態ストーカー女。
「すっごく大切なもので僕の命なんだよ」…これって、プロポーズだよね?><
「てってれー」とか完全にOKだし。そして両親への挨拶まで完璧にこなす。と。
・336卵性「姉弟船」
ノーマル状態のおがさんとマゾメ氏の奇妙な友情。
たぶんみつどもえ世界で一番ヤバいのは一郎太。次点で伊藤詩織。
嫌われて喜ぶ佐藤が、おがさんの言うとおり、それはそれで変態に見える。
・「おやこ」(描き下ろし4コマ)
家庭内カーストの最下層に生きる男、それがまさのぶ。幸せそう。
・337卵性「BOMB BOMB PARTS」
扉絵。メルヘンなお菓子の世界ですべてを喰らうみっちゃんが凛々しい。
バレンタイン回で尿回という亜空間。そして検体すり替え。カオス。
最後のおがちんの髪の毛は、ほどいた地毛?印象変わるなぁ。良い。
伊藤詩織はウィスキーを一気飲みして吐いて、それを混ぜれば?マニア大絶賛。
・338卵性「ようこそ、棲家へ」
逃げた矢部っちに「ガチレンとチクビのため」という名目で憤る三女さん。
そう考えると実家攻略作戦も、そういう意味にしか捉えることができない。
ストーカー的発想しかできない三女さんに対して、正面突破を図る松岡。
矢部は新卒1年目だったのか…最初は三つ子の方に年齢が近かった自分も、
いつの間にか矢部っちより年上に。時の移ろいは残酷だ。
グレーな商売とは対象的なチョコレートのプレゼントが素敵で良い。
・339卵性「地獄の目論見」
「長年待ち望んでた気がするっス」…そこに気づくふたばさんは、ひと味違う。
残酷な会議に笑った。そして自ら抜けると言うお姉ちゃんがなかなか。
普通に泣いちゃった松岡に、ちゃんと謝ることができた三女さんにグッとくる。
守護霊と言って丸く収まるならそれで良い。宮坂は先生と回ればいいと思うよ。
・340卵性「ブラックボックスダウン」
「ぼにょにら」ってどんなオノマトペ。漫画特有の心を読むネタ、大好き。
いちゃつくふたしんの一方で、伊藤詩織というゲロキャラ。最後の最後で天罰。
田渕の表情は、きっと心配しているのではなく。将来有望だな。
・341卵性「プライベート・咲子」
子どもたちと比べると豊満というよりだらしない体の栗山っち。むっちり。
万が一があったら…本当に何もかも終わりだ。現実的なことを考えてゾクゾク。
・342卵性「S・ボート」
かと思えば、女湯に男は佐藤ひとりという謎のファンタジーギャグ。
所謂ちょっとHなラブコメディ程度の急接近をする佐藤とおがさん。
ギャグ漫画でなければ、逆転の可能性があるヒロインだったのかもしれない。
343卵性「佐藤は戦場へ行った」
そしてこの攻めた展開。OKになると思って参加するみつばもどうかと思う。
本気で振られる三十路。照れの可能性も…ない。
ベタだけどおがちんのガチ告白(加藤救済のついで)に戸惑うふたばが良い。
さらば伊藤詩織。悪は滅びた。第二第三の伊藤詩織がまた現れるその日まで。
・「アザ」(描き下ろし3コマ)
怖ッ。霊には会えなかったけど、乱暴な人には会えたという可能性…怖ッ。
・344卵性「三百八高地」
扉絵。矢部っちとの2ショットの購入する三女さんが見えた。
山下さんには触れまい。精神崩壊したと思われていた伊藤詩織の狡猾さ。
逆転の一手を貪欲に狙う姿は、見習うべきところもあるのかも。ねーよ。
・345卵性「君のナマ」
つやつや紗江子としおしお純次。さっきの佐藤もしおしおだったのだろうか。
「大人の女性ならひわい小説」に影響される純次に笑う。興奮する母娘…。
純次のしおしお生活はしばらく続きそうだ。めでたしめでたし。
・346卵性「私たちがやりました」
時の支配者・海江田先生29歳。履歴書のグレイ風の写真に笑った。
終わりがないのが終わり。エンドレストゥエンティナイン…。
思わぬ形で矢部っちの好意をバラされて、立場が逆転する矢部ひと。
海江田先生(30)は非実在海江田先生?なかなかのカオス。
まぁ、田代32(47)と同じように、海江田先生29歳(30)なんだな、程度で。
・「未来予想図」(描き下ろし4コマ)
超絶かわいかった頃の海江田先生29歳(12)。心当たりのあるみつばと杉崎。
「学校の支配者」ではないし「取り巻き」もいないから、大丈夫だと思う。
・347卵性「笑顔NOヌード」
扉絵。花と三つ子。薔薇、向日葵、百合。エンディングに向けて良いイラスト。
暗い、無愛想、友達がいない…そんな三女さんのイメージは何処へ。
強引な勘違いネタからの三女さんの笑顔にコチラもにっこり。
しかしオチ。ネタにするとまた心を閉ざしてしまうので、笑い声はタブー。
・348卵性「モロッロ!」
最終回のサブタイトルは次に繋がるセルフパロ。これには震えた。最高。
パンツが見えないこだわりを徹底的にネタにする。発想が良い。
笑顔ダブルピースにこだわるみつばと、巻き込まれる周囲。楽しそう。
田渕の欠席の理由?彼は伊藤詩織によって大樹の養分になりました。
あれ、もしかして松岡の背中の手の跡って…なるほど。
散々待たせておいてのオチに、カメラマンも「なんなんだこのクラス…」。
ごもっとも。素晴らしいツッコミだと思う。外から来た人のセリフと大ゴマで
締めたのは、最終回ならでは特別感。うまい。跳ねてるチクビがかわいい。
・「おまけまんが」(描き下ろし2ページ)
冬制服ふたばの破壊力。夏制服みつばも普通にかわいい。
サッカーの強豪私立ではなく、市内の中学校に行くことを決意した佐藤。
三女さんは娘のジャージを部屋着にするお母さんのコスプレが似合う。
<ほぼ週刊みつどもえ>
・描き下ろし扉絵
6歳頃の三つ子。かわいすぎて死ぬ。個性が出ている。
絵を描くふたばさん、かわいいぬいぐるみを抱くひとは、おかしを貪るみつば。
・Vol.97「みつばとパンツ」(みつば6歳)
天使時代のみつば。パンツを見せびらかす。ちょっと上尾に行ってくる。
今は横に伸びすぎてだいたいブタちゃんになるのですが…。
・Vol.98「ふたばとフィジカル」(ふたば6歳)
日本一似てない三つ子、本当は三つ子でない説。
という考察もあるかもしれない。そういうの好きじゃないけど。
・Vol.99「ひとはと偽装」(ひとは6歳)
捻くれた三女さん。パパにべったり。かわいい。
・ Vol.100「家族の成長」(過去から現在の三つ子の成長)
みつばのブーメラン発言。しかしむしろ、これが父親リスペクト。
<POSTSCRIPT>
・みつば 杉崎 吉岡 宮舌 ふたば 佐藤 千葉 ひとは 松岡 SSS隊
三つ子の物語は一旦おしまい。終盤はなかなか攻めたネタもあったけど、
基本はギャグ漫画なので、今後も三つ子の漫画は時々描かれるのだろう。
もしその時は単行本化されますように。でも1話、ないし短期だと難しそう。
---
人は未知のものに出会うと、往々にして恐怖をする。そして否定をする。
みつどもえにはギャグの勢いとか、絵の可愛らしさとか、パロディだけでなく、
(自分が)言葉にできない要素も含めて、たくさんの魅力がある。
みつどもえの漫画のジャンルは、見方によっては「みつどもえ」だと思う。
これが意外と難物で、カテゴリできない故に「なんなんだこのマンガ…」と
感じる人がいるのかもしれない。だけどその答えは「これが、みつどもえ」。
この一言で済ませて理解できるかと考えると、そんなに簡単なわけがない。
では、どうする?理解する気がない人はさておき、理解したい人には伝えたい。
私の書いた雑多な文章が、みつどもえの言語化に少しでも役立てれば幸いです。
長期休載を挟んでからの再開、そして無事に完結できたようで何より。
浜岡賢次がエールと語る丸山ポパイも見ているので、心に響くものがある。
そもそも10年ほど前にこのブログが始まったのも、みつどもえがあったから。
お疲れ様でした。ありがとうございました。新作の単行本も今から楽しみ。
理解の範疇を超えてゆけ ― みつどもえ 18巻 桜井のりお
ロロッロ 1巻 桜井のりお
僕の心のヤバいやつ 1巻 桜井のりお
みつどもえ 19 (少年チャンピオン・コミックス)
画像や特典の感想は後で差し替えると思うけど取り急ぎ。
約8ヶ月ぶりの単行本。
特典はとらのあな、アニメイト、ゲーマーズ、COMIC ZIN、喜久屋書店、
喜久屋書店はスルー。ランドセル姿の佐藤絵里のコスプレ感がいやらしい。
<特典>
・とらのあな(全巻収納ボックス&歴代特典収録冊子&イラストカード)
収納ボックスはカラー扉絵を周囲に配置しているのが良い。
ボールペンとか缶バッチよりは遥かにまともな特典だけど、2500円は高い。
どうせなら冊子に19巻のイラストカードを収録して欲しかった。
イラストカードはもはや何もツッコまない水着姿。みつみくの将来を思うと涙。
・ゲーマーズ(イラストカード)
シャツがきつそうなふたばさん。大胸筋が発達してるからね。
マゾメ氏はちょっとスレンダーなだけだから。急成長する可能性もまだある。
・COMIC ZIN(イラストカード)
ぶかぶか三女さん。これはこれで良い。
矢部っちのシャツとかよく着てるし、そこまで新鮮味はないかな。
(元祖!みつどもえ 28巻、みつどもえ道 5巻より、脳内補完)
・アニメイト(イラストペーパー)
割と普通なみつば。誰のパンツを履いてる。マゾメ氏のは履かないだろうし。
中学用のパンツ?あるいは杉崎盗撮対策にノーパン?うーん、どうでもいい。
<オビ>
・ロロッロの2人。
新連載&完結記念のコラボグッズプレゼントの告知。
<表紙>
第1巻のリメイク版
みつば>別人じゃん…。(太ももが)
ふたばさん>別人じゃん…。(道着が)
ひとは>別人じゃん…。(当時の彼女は深海の底にいるような、
どんよりとした鈍くて暗い瞳だった。しかし、今の彼女は違う。
その瞳の奥には矢部っちがいる。彼こそが彼女にとっての光なのだ。)
この表紙は泣ける。顔のパーツが真ん中に寄っているとは知らなかった。
ふたばさんはベクトルをちょっと変えるともっとかわいくなると思う…。
<背表紙>
・三つ子のパンツ
斬新すぎる。世界で一番パンツが出てくる漫画ではないだろうか。
パンツを常にかぶってるとか、キャラクター化しているものは除いて。
それ以外は履いている状態を含めても、一番描かれている気がする。
<裏表紙>
・丸井みつば 丸井ふたば 丸井ひとは
三つ子の紹介文は特になし。このあと机が真っ二つに割れそう。
多方向から最終巻の雰囲気が漂っていて、感情が昂るな。
<みつどもえ川柳>
・修学旅行
松岡や佐藤のことを思うと、夜以外にも事件は起きていたと思う。
<中表紙>
・草次郎(寝ている三つ子)
幸せそうな光景に泣く。背景の「不審者」という三文字の羅列に2度泣く。
<CONTENTS>
・矢部っち ひとは ふたば みつば
ひとはから矢部っちに愛を告白した、あの名シーンかな?
クラスのみんなが三女さんの告白を応援する姿に胸が熱くなった。
まさかの公開告白に矢部っちが照れるのも無理はない。これはむふぅ。
日々鍛錬に励む矢部ひと派には、この後になんやかんやあって、
ウェディングドレス姿の三女さんまで、ハッキリ見えちゃったんだよなぁ。
<みつどもえ本編&描きおろし>
333卵性から348卵性まで16回分、及び描きおろし多数。
メモ書き程度の感想。
・修学旅行のメインイベント(描きおろし2Pカラー)
宮元が余計なことを言いふらすから、吉岡はガードしてるんだぞっ☆
伝統の乳首ネタ。三女さんのまな板を見て、きっと杉崎はガッツポーズしてる。
丸井姉妹は湯沸かしと水量の節約のために一緒にお風呂入ってると思うけど、
二番目のお姉さんのバストを見て、毎回ため息をついてそう。
・333卵性「サンタが娑婆にやってくる」
草次郎サンタの赤は、血の色だった。いい話だなー。
公認イケメン・パンツ佐藤とみつばが、変に意識していますねぇ…。
三女さんと矢部っちがイチャイチャしたりお風呂に入ったり朝チュンするのは、
懸命な読者諸君の脳内展開的に割とそこまで珍しくないのでスルー。
・334卵性「ああ、年が明ける」
モテモテみつばがかわいい。モテモテ…?海江田さんじゅっさいには触れず、
背景に溶け込んで欲しかった。霊として伝承されそう。松岡さんの出番。
・335卵性「手品先生」
妹2人によるモールス信号という謎特技。モールス信号ネタ好きだな!
三女さんから逃れることはできないのである。変態ストーカー女。
「すっごく大切なもので僕の命なんだよ」…これって、プロポーズだよね?><
「てってれー」とか完全にOKだし。そして両親への挨拶まで完璧にこなす。と。
・336卵性「姉弟船」
ノーマル状態のおがさんとマゾメ氏の奇妙な友情。
たぶんみつどもえ世界で一番ヤバいのは一郎太。次点で伊藤詩織。
嫌われて喜ぶ佐藤が、おがさんの言うとおり、それはそれで変態に見える。
・「おやこ」(描き下ろし4コマ)
家庭内カーストの最下層に生きる男、それがまさのぶ。幸せそう。
・337卵性「BOMB BOMB PARTS」
扉絵。メルヘンなお菓子の世界ですべてを喰らうみっちゃんが凛々しい。
バレンタイン回で尿回という亜空間。そして検体すり替え。カオス。
最後のおがちんの髪の毛は、ほどいた地毛?印象変わるなぁ。良い。
伊藤詩織はウィスキーを一気飲みして吐いて、それを混ぜれば?マニア大絶賛。
・338卵性「ようこそ、棲家へ」
逃げた矢部っちに「ガチレンとチクビのため」という名目で憤る三女さん。
そう考えると実家攻略作戦も、そういう意味にしか捉えることができない。
ストーカー的発想しかできない三女さんに対して、正面突破を図る松岡。
矢部は新卒1年目だったのか…最初は三つ子の方に年齢が近かった自分も、
いつの間にか矢部っちより年上に。時の移ろいは残酷だ。
グレーな商売とは対象的なチョコレートのプレゼントが素敵で良い。
・339卵性「地獄の目論見」
「長年待ち望んでた気がするっス」…そこに気づくふたばさんは、ひと味違う。
残酷な会議に笑った。そして自ら抜けると言うお姉ちゃんがなかなか。
普通に泣いちゃった松岡に、ちゃんと謝ることができた三女さんにグッとくる。
守護霊と言って丸く収まるならそれで良い。宮坂は先生と回ればいいと思うよ。
・340卵性「ブラックボックスダウン」
「ぼにょにら」ってどんなオノマトペ。漫画特有の心を読むネタ、大好き。
いちゃつくふたしんの一方で、伊藤詩織というゲロキャラ。最後の最後で天罰。
田渕の表情は、きっと心配しているのではなく。将来有望だな。
・341卵性「プライベート・咲子」
子どもたちと比べると豊満というよりだらしない体の栗山っち。むっちり。
万が一があったら…本当に何もかも終わりだ。現実的なことを考えてゾクゾク。
・342卵性「S・ボート」
かと思えば、女湯に男は佐藤ひとりという謎のファンタジーギャグ。
所謂ちょっとHなラブコメディ程度の急接近をする佐藤とおがさん。
ギャグ漫画でなければ、逆転の可能性があるヒロインだったのかもしれない。
343卵性「佐藤は戦場へ行った」
そしてこの攻めた展開。OKになると思って参加するみつばもどうかと思う。
本気で振られる三十路。照れの可能性も…ない。
ベタだけどおがちんのガチ告白(加藤救済のついで)に戸惑うふたばが良い。
さらば伊藤詩織。悪は滅びた。第二第三の伊藤詩織がまた現れるその日まで。
・「アザ」(描き下ろし3コマ)
怖ッ。霊には会えなかったけど、乱暴な人には会えたという可能性…怖ッ。
・344卵性「三百八高地」
扉絵。矢部っちとの2ショットの購入する三女さんが見えた。
山下さんには触れまい。精神崩壊したと思われていた伊藤詩織の狡猾さ。
逆転の一手を貪欲に狙う姿は、見習うべきところもあるのかも。ねーよ。
・345卵性「君のナマ」
つやつや紗江子としおしお純次。さっきの佐藤もしおしおだったのだろうか。
「大人の女性ならひわい小説」に影響される純次に笑う。興奮する母娘…。
純次のしおしお生活はしばらく続きそうだ。めでたしめでたし。
・346卵性「私たちがやりました」
時の支配者・海江田先生29歳。履歴書のグレイ風の写真に笑った。
終わりがないのが終わり。エンドレストゥエンティナイン…。
思わぬ形で矢部っちの好意をバラされて、立場が逆転する矢部ひと。
海江田先生(30)は非実在海江田先生?なかなかのカオス。
まぁ、田代32(47)と同じように、海江田先生29歳(30)なんだな、程度で。
・「未来予想図」(描き下ろし4コマ)
超絶かわいかった頃の海江田先生29歳(12)。心当たりのあるみつばと杉崎。
「学校の支配者」ではないし「取り巻き」もいないから、大丈夫だと思う。
・347卵性「笑顔NOヌード」
扉絵。花と三つ子。薔薇、向日葵、百合。エンディングに向けて良いイラスト。
暗い、無愛想、友達がいない…そんな三女さんのイメージは何処へ。
強引な勘違いネタからの三女さんの笑顔にコチラもにっこり。
しかしオチ。ネタにするとまた心を閉ざしてしまうので、笑い声はタブー。
・348卵性「モロッロ!」
最終回のサブタイトルは次に繋がるセルフパロ。これには震えた。最高。
パンツが見えないこだわりを徹底的にネタにする。発想が良い。
笑顔ダブルピースにこだわるみつばと、巻き込まれる周囲。楽しそう。
田渕の欠席の理由?彼は伊藤詩織によって大樹の養分になりました。
あれ、もしかして松岡の背中の手の跡って…なるほど。
散々待たせておいてのオチに、カメラマンも「なんなんだこのクラス…」。
ごもっとも。素晴らしいツッコミだと思う。外から来た人のセリフと大ゴマで
締めたのは、最終回ならでは特別感。うまい。跳ねてるチクビがかわいい。
・「おまけまんが」(描き下ろし2ページ)
冬制服ふたばの破壊力。夏制服みつばも普通にかわいい。
サッカーの強豪私立ではなく、市内の中学校に行くことを決意した佐藤。
三女さんは娘のジャージを部屋着にするお母さんのコスプレが似合う。
<ほぼ週刊みつどもえ>
・描き下ろし扉絵
6歳頃の三つ子。かわいすぎて死ぬ。個性が出ている。
絵を描くふたばさん、かわいいぬいぐるみを抱くひとは、おかしを貪るみつば。
・Vol.97「みつばとパンツ」(みつば6歳)
天使時代のみつば。パンツを見せびらかす。ちょっと上尾に行ってくる。
今は横に伸びすぎてだいたいブタちゃんになるのですが…。
・Vol.98「ふたばとフィジカル」(ふたば6歳)
日本一似てない三つ子、本当は三つ子でない説。
という考察もあるかもしれない。そういうの好きじゃないけど。
・Vol.99「ひとはと偽装」(ひとは6歳)
捻くれた三女さん。パパにべったり。かわいい。
・ Vol.100「家族の成長」(過去から現在の三つ子の成長)
みつばのブーメラン発言。しかしむしろ、これが父親リスペクト。
<POSTSCRIPT>
・みつば 杉崎 吉岡 宮舌 ふたば 佐藤 千葉 ひとは 松岡 SSS隊
三つ子の物語は一旦おしまい。終盤はなかなか攻めたネタもあったけど、
基本はギャグ漫画なので、今後も三つ子の漫画は時々描かれるのだろう。
もしその時は単行本化されますように。でも1話、ないし短期だと難しそう。
---
人は未知のものに出会うと、往々にして恐怖をする。そして否定をする。
みつどもえにはギャグの勢いとか、絵の可愛らしさとか、パロディだけでなく、
(自分が)言葉にできない要素も含めて、たくさんの魅力がある。
みつどもえの漫画のジャンルは、見方によっては「みつどもえ」だと思う。
これが意外と難物で、カテゴリできない故に「なんなんだこのマンガ…」と
感じる人がいるのかもしれない。だけどその答えは「これが、みつどもえ」。
この一言で済ませて理解できるかと考えると、そんなに簡単なわけがない。
では、どうする?理解する気がない人はさておき、理解したい人には伝えたい。
私の書いた雑多な文章が、みつどもえの言語化に少しでも役立てれば幸いです。
長期休載を挟んでからの再開、そして無事に完結できたようで何より。
浜岡賢次がエールと語る丸山ポパイも見ているので、心に響くものがある。
そもそも10年ほど前にこのブログが始まったのも、みつどもえがあったから。
お疲れ様でした。ありがとうございました。新作の単行本も今から楽しみ。
理解の範疇を超えてゆけ ― みつどもえ 18巻 桜井のりお
ロロッロ 1巻 桜井のりお
僕の心のヤバいやつ 1巻 桜井のりお
みつどもえ 19 (少年チャンピオン・コミックス)