なんというイケない構造計画臭のするサブタイ……。
というか、むしろそっちのことでないとなんだかやりにくい。
扉絵の棟梁みつばが似合いすぎだぜ!
しかしなんてデカい水あめの棒を持っているのだろうか。

「できたっ!! アイスの棒で作ったおうち 自由課題はこれでクリア!!」
去年に引き続きアイスの棒でおうちを作ったみつば。
そうそう、去年は絵日記で虫にたかられてたな。去年?野暮ですね。
雌豚のアイスの消費量は凄まじく、夏休み序盤で完成したおうち。
夏休みはまだまだこれからなのに、アイスを食べる大義名分
無くなったみつばは、さらなる増築を決意する……とは書いていないが
単純に工作が楽しくなっただけではなく、自由課題を理由に
草次郎とひとはを説得してなんとかアイス代を出してもらおうという
目論みが多少あったのではないかと思う。
そしてその結果……。

mitu155
普通にすごい。
増築の域を超えてしまったが……解体して材料に戻したか
あるいは増築せずにチクビの家にでもしたのだろうか。ありえそう。
吉岡のセリフの意味が、みつばのセリフを2回読むまで気が付かなかった。
半年もあればきっと超頑丈なベッドが作れるであろー。
しかしこの家には重大な欠陥が。
入口と反対の壁に「あたり棒」が入っていたのである!
みっちゃんらしくない初歩的なミスだね……。
このあたりは諦めるしかない。と思いきや。

「バカね!! 店員さんに見せればアイスをもらえるはずよ」
大いなるバカ。いや、愛すべきバカだな。アイスだけに。やかましいわ!
そして始まるお店行脚。
どの店員も棒に触れた額を拭いていたのに笑った。
と思ったら、最後の店員は額を拭いてない。こいつは玄人だな!
まぁ、僕も勘弁ですけどね。だって豚インフルが……。
お店を回る一同だが、なかなかアイスの購入元は見つからない。

「今まで食べてきたアイスの種類を思い出してよ」 「そんなこと……!!」
ディオの「おまえは今までに食ったパンの枚数をおぼえているのか?」
を彷彿とさせるひとはの一言。みつばにはトレーズよろしく
「聞きたいかね?昨日までの時点で9万9822種類だ」
と言っていただきたかった!世界のアイスを集めればきっと……。
オチはしょーもない真実。付き合わされた一同にとっては大迷惑である。
まったくこの雌豚はどこまで信用を落とせば気が済むというのか。

しかしみつばは飽きっぽそうだけど、ツボにハマれば十二分に
才能を発揮するタイプに違いない。ポテンシャルは高そう。
でもみつばが昼に建設を頑張っている間に、ふたばさんと三女さんは
夜の建設で才能を発揮していたりして>< (最低)


みつどもえ:154卵生「太陽と地味な教室」 感想