唯一無二・妖怪園漫画の第10巻。

百々爺。知らんかった。あの手この手で盛り上げるも…無情なオチ。
産女。大源隠し子騒動に荒れる乙女たち。大源が人外の怪力を手に入れたけど、
雑用が捗る以外にメリットはなさそう。まぁ、妖怪を口説くときのキッカケにでも。
手の目。ウルトラマンレオネタということに気づけるはずもなく。
時事ネタだけでなくパロディネタもかなり多いので完全に理解するのは難易度が高い。
最後のほのぼのオチになんか笑った。まぁ、不自由だけど不自由でないな。
毛羽毛現。毛の集合体、確かに衛生的なイメージはない。しかしこのオチ、泣いちゃう。

こそこそ岩。期待通りのオチ。妖怪が結束したら武力なしでも強い。
夜釜焚。オロ…だよな。無茶苦茶するときはとりあえず平木。ホント笑える。
しかしこれ、時事ネタなんだよな。釜にこだわったしょーもないオチも笑える。
札返し。「脚気になるわ!」というツッコミをとっさに出せる人になりたい。
コスプレにこだわる大源がひどすぎて笑える。レディーに対してぶれないな。
枕返し。おどろおどろしい開幕も、本編はまだ平常運転。これはパロディも含んでいる?
コンパクトにまとまっておいておもしろかったけど、何か読みきれていない気がする。

ふくろさげ。またまた平木。超絶金持ちのはずなのに、いや、貪欲ゆえの結果なのか。
天井さがり。天井の妖怪もいろいろいる。普段は意識しないけど、
生活に密着している場所だからか。しかし共同生活は難しい。
トイレの花子さん。どメジャーをどう料理するのかと思ったが。面白いデザイン。
しかし眉毛描くか、隠れるくらい前髪伸ばすかならなお好きだった。
手順を踏むから人気が出る、というのはおもしろかった。
おまけ、妖怪オリンピック。4年に1度よりも、毎日運動会の方が盛り上がるのだろう。

電子版特典ハロウィンイラスト。本編では幼い印象だけど、完全に大人。
鳥月日和という強力な妖怪に異様に好かれたり認められたりするヒロイン。
時折作風が変わってめちゃくちゃかわいかったり美人に描かれるのがおもしろい。