最終巻に相応しい健全な表紙ですべてを察した第12巻。

高坂グループの警備会社を買収した麻美。立場逆転。
清香と鉢形の再戦も鉢形の心の乱れを察した清香が完封。
聖と本当の友達になりたい鉢形、母に本音をぶつける聖。
これまでの11巻が嘘のようなシリアス展開。この緩急よ。
司おばさんの悲しい過去…一代で巨大企業をつくりあげた設定がすごすぎる。
すべては娘のため云々。なんだかんだで、若い。違う。和解。ええ話やん。

麻美、突然の失踪。アメリカへ。玉ちゃんが使えなさすぎて笑える。
ずっと出ていないから存在を忘れていた。坂戸先生は稀に出るからギリ。
超有能・司おばさんからの助けの手。昨日の敵は今日の友。
聖の可愛さよりも鉢形の「聖の幸せが私の幸せだから」を見逃してはいけない。
クライマックスが近づく。まさかみっちゃんの帰国子女設定が役に立つとは…。
坂戸先生の女王様設定も生かされた。清香は鉢形戦で活躍してるし。
鶴瀬は…なんかいつもどおり服が透けていた。飲食でポイントを稼ごうとする伝統芸。
すげーわちゃわちゃしながら、3人娘が石丸大好きという情報を共有。

麻美が目覚めた過去が語られる。女児時代の麻美がかわいい。
石丸が気に入られていた理由が判明。初回で清香をけしかけたのも、
麻美自身の興味だった、ということらしい。石丸は冒頭で自身の女性遍歴について
「変わった女性」とは言っていたけど「変な女」とは言ってないからセーフ!
怒涛のハーレム展開。麻美、最後のヒロインになる。聖の絡みで多少意識付けがあったけど、
デート回も挟んだけど…ここまで長かった…色物3人娘とは格が違う…。
最終回での怪しいサークル扱いは笑う。保留といえど実質麻美の勝利、か?

このオチ&描き下ろしでそれぞれのエンディングで描ききれたのは
ハーレムコメディ的に良かったのでは。麻美のベタな赤面だけでなく、
坂戸先生と玉ちゃんにも触れてるし。最後放置の聖も描き下ろしがあって良し。
高坂グループトークに笑った。粗さも魅力に感じる作品だった。アバタもエクボ。
近年主流の1、2巻がピークのラブコメよりも、ハーレムギャグコメの方が好き。
「自分に素直になるって、やっぱりいいものですね。」


放課後の拷問少女 11巻 BOKU