みつどもえの18巻が発売されました。2月8日に。

mitu18-1

約8ヶ月ぶりの単行本。
特典はとらのあな、アニメイト、ゲーマーズ、COMIC ZIN、喜久屋書店、
書泉・芳林堂。前巻に引き続き、喜久屋書店はスルー。
缶バッチとかボールペンのような特典がなくてほっこり。
今回はKindle版未購入。配信直後はポイント20%還元がなかったけど、
あとで見たら還元されていた。ついでに10%割引で実質340円。悪くない。

特典
mitu18-2

・とらのあな(クリアファイル)
ボールペン商法がなくなって良かった。(17巻のときも言った)
クリアファイルもどちらかといえば邪魔…しかしKawaii三女さんに罪はない。
裏面は何も描かれてなかったけど、心の目で三女さんと同じ服を着ている
ふたばさんと雌豚がハッキリと見えた。いや、感じた。

・ゲーマーズ(イラストカード)
ふたしんイチャイチャ4コマ。
もはや嫁の奇行に大して疑問を持たない佐藤。
むしろついて来れない周りが悪いのではないだろうか。

・COMIC ZIN(イラストカード)
田宮と吉岡と三女さんの4コマ。
人のコンプレックスを容赦なく踏みにじるのが田宮スタイル。
そんな気兼ねのなさが良いところでもあるんだけどな(そよっ

・アニメイト(イラストペーパー)
みつばとデバ亀杉崎の4コマ
仮にパンツを撮ったとして、ふとももとパンツの柄でわかると思う。
みっちゃんの下半身事情は杉崎によって周知の事実だからね…。

・書泉芳林堂(イラストペーパー)
松岡と三女さん
漫画というのは不思議なもので、ムダ毛と聞くと手足以外の部分を想起するし、
確かに実際に描かれるのは手足以外の部分という。
三女さんはつるつるのすべすべだから書きやすそう。でも指先は荒れてそう…。

オビ
・丸井みつば
「超お買い得よ!!」…なんでだろう、雌豚が言うとちょっと嘘っぽい。
裏面は「漫画界最高峰のパンツ芸!!」という堂々たる宣言。
言葉の意味はわからんが、とにかくすごい自信だ!

表紙
キャンプ的な三つ子。
みつば>このあと玉ねぎを飛ばして肉を食べる。間違いない。
ふたばさん>ガールスカウトの衣装が似合っている。
テントの張り方を手取り足取り教えてくだしぁ。
ひとは>たぶん矢部っちと二人でキャンプに来ても頼りにならないから
事前に炊飯のを練習してる、という光景だと思う。これは良い矢部ひと。
しかしコレ、本編を読んでからだと排尿にしか見えない。帯マジック。

背表紙
・チブサ、チクビ
要するにおっぱいだ。ひわい。

裏表紙
・焼きいも屋 (ひとは)
今は昔、ギャンブフィッシュというロックなギャンブル漫画があってな…。
ひとはと対峙する姿が様になっている。実際はしょぼいけど。

みつどもえ川柳
・みつば
パンツの熱い酷使。よし、逆に考えるんだ。
無理に履こうとするんじゃない、履かなくてもいいや、ってね。

中表紙
・鳳凰堂ユリカ (佐藤 SSS隊)
弟以上に、何も悪いことしてないはずなのにとんでもないことになっている。
正義の剣でフィクサー伊藤詩織を成敗して欲しい。そして逆襲されて欲しい。

CONTENTS
・みつば イブ ふたばさん 佐藤 おがちん 伊藤詩織 加藤
良い豚骨スープがとれそうだな!イブがでかい。飼い主に似る。
佐藤とふたばさんは縁側から遊んでいる孫を眺めているようで良い。

みつどもえ本編&描きおろし
316卵性から332卵性まで17回分、及び描きおろし多数。
メモ書き程度の感想。

・キャンプの㊙事情(描きおろし2Pカラー)
描き下ろし尿。どストレートすぎて逆に良い。
「自分が見えない何処かへ行くのではない。周りが見なければ良い。」
これこそが丸井みつばが丸井みつばたる所以だろう。
黒塗りの杉崎に笑った。胸と背中の区別がつかない。

・316卵性「残念-泊まってはいけない部屋-」
もはや眼鏡をかけた抱きまくらには触れまい。
「ひとはちゃんが勝手に上がり込むのもギリだよ」のときの三女さん。
これは完全に「内縁の夫の家に上がることになんの問題が?」という
目をしてますね。間違いない。あなたの歯ブラシは?兼用か。それは引く。
松岡氏が「倫理的」という言葉を知っていて安心した。

・317卵性「ルンパルーム」
なかなかの馬鹿回。本当にこういうペットな気がしてきた。
ルンパに乗っているチクビとチブサがかわいい。
カメラには草次郎の恥辱も含まれている気がするのだが…南無。
ふたばさんにこしょばしたい。

・318卵性「桜Knightフィーバー」
鳳凰堂ユリカの定着しない感が半端ない。バンブーブレードにいそう。
サンドイッチを差し出す小娘たちを前に、口がへの字になるユリカかわいい。
こうして佐藤信也はユースに入らず、公立中学(ふたばさんと同じ)から
無敗伝説を築くのだが、それはまた別の話。

・「お姉様と恋バナ」(描き下ろし2Pマンガ)
4コマ×4本。加藤と伊藤詩織まじ怖い。
容赦なくえぐってくる伊藤詩織。これでもう上下関係がハッキリした。
「富永絵里」もどっかに書いてそう。女子中学生かよ!女子中学生だね。

・319卵性「パンプロ」
「しゃーない、代わりに履いて伸ばすのを手伝ってやるよ」という
粋な読者も大勢いることだろう。粋ってなんだろう。
あ、ふたばさんのゴムゆるパンツ、資料として使うので一応ください。一応ね。

・「ざいこ」(描き下ろし4コマ)
そういえばポートボールなんて小学校以来やってない。
みつばよ、一瞬履いては杉崎家に納品という錬金術を使うのだ。

・320卵性「ねことおはな」
ああ、草次郎もイケメンシングルファーザーか。なんかグッと来た。
疑似臨月の三女さんが見れて、むふぅ。
そこからオチまで含めて、いつも以上にカオス。
矢部っち以外はパンツしか興味ないからな、この世界の住民は。

・321卵性「いいひとは」
(「面倒見が良い」のは杉ちゃん…吉岡さんは「気遣いができる」…)
で目頭が熱くなる。田宮さんのいい加減なフリに不意をつかれた。
三女さんは程々ではなく無乳だぞ!いい加減にしろ!!

・322卵性「悪魔がいけにえ」
開始早々読者をドン引きさせるおがちん様!そこにシビれる!あこがれるゥ!!
後半にいくほど濃厚な狂気。ヤバい大人が一番怖いんだなぁ…。
そして友達を疑うようなことはやめようね、という教訓に溢れた回。
よし、道徳の教科書に採用しよう。
終始攻められっぱなしで、いろいろな表情の伊藤詩織が見れるのは貴重。

・323卵性「長靴をはいたトコ」
しれっと酷すぎる側転を姉によっていじられる三女さん。笑える。
トコトコプリプリ歩くふたばさんもかわいいではないか。
将来の義娘にキレられるまさのぶ。大変だな。

・324卵性「ブレア・ウォッチ・プロジェクト」
みんな自分がかわいい。人間の醜さを描いたチャレンジブルな回といえる。
ふたばさんに活躍の場を奪われて悔しがる松岡さんに涙。
ところで動画アップしてよ、霊を見たいから。ねぇ、霊を見たいからさ。
あと三女さんの排尿は児童ポルノじゃなくて、芸術だから。
それだけは勘違いしないで欲しい。

・325卵性「Wの喜劇」
モテ下さん、日本の教育を斬る!
前回登場しなかったから反動から、調子に乗る田宮。
じゅんじぃを発見した吉岡の描き込みに、ただならぬこだわりを感じた。

・326卵性「パラサイト・イブ」
佐藤という金魚にくっつくフンことSSS隊、今までも無視されていたのか…。
おがちんに憑依という謎の特技が。イブ以外もできそう。

・327卵性「おおきくしてかぶって」
丸井三姉妹、大人気!絶対に草次郎のおパンティーも含まれていると思う。
ふたばさんからのプレゼントを死守するパンツマエストロ佐藤、かっこいいぜ!
突然ノーマル扱いされる長女パンツに苦笑い。
ショップやゲーセンの捨てカードみたいに、山積みにされるのだろうか。

・328卵性「あなたの100の嫌いなもの」
鴨小のエンプレス・丸井みつば様の秘め事に児童全員興味津々。
「あなたが嫌いなものは私が食べる。だから安心して」
杉ちゃん、これは完全にプロポーズですね。吉岡脳を発症した。

・329卵性「ナイトメアー・ビフォアアフター」
みっちゃんイケメンすぎぃ!美少女になったり、豚になったり、忙しい人だ。
アグレッシブでビーストな海江田さんじゅっさいに笑った。パニックホラー。

・330卵性「死体がふたりを分かつまで」
本当のパニックホラーはこっちだった。誰か彼女を止めてくれ。
実際にホラー映画的なことが起きたら、松岡さんが真っ先に殺されそう。

・「キャラクター性格診断チャート」(描き下ろし1P)
現実的とは何か。普通とは何か。個性とは何か。考えさせられる。
みつどもえは、哲学だ。

・331卵性「賭博愛情録 買い時」
三女さんにも頼れる「仲間」ができたんだね!泣いた。
パチもんかるたの「自然のちからを思いしれ」がツボに入った。
こういうさり気ないぶっ飛んだ発想が欲しい。
佐藤が無関係のときの、愛梨ちゃんのかわいさときたら。

・332卵性「フリーマーケットダンジョン」
たくましい娘達だ。父親が警察にマークされているだけある。
成り行きとはいえ、ポケットティッシュを2万で売る佐藤。マジで鬼畜パンツ。
リッチ女性(海江田先生)に買い取られろ。

ほぼ週刊みつどもえ
・描き下ろし扉絵
うむ、道着ふたばさんはやっぱりかわいい。
前髪がぱっつんじゃないみつば。今となっては違和感か。
三女さんは表面上はあまり変わらない。
杉崎は服がだいたいコレだったような。ガラケーも今は昔か。
パンツは若干カッコつけマンだったような。当時からパンツの印象しかない。
しかし抜粋掲載とは予想外…。
・Vol.52「お友達チャンス」(74卵性直後)
今ではこの子のパンツの奪い合いだぜ。成長したな…。成長?
・Vol.55「雪だるだるま」(79卵性直後)
崩壊の美。良い発想だ。
・Vol.59「パンツDE逆上がり」(85卵性直後)
パンツが食い込んで痛そう。
・ Vol.72「まるで双子」(103卵性直後)
その三人の中に巨匠が好むおっぱいはないんじゃないかな。
・Vol.91「三十路と結婚」(127卵性直後)
矢部っちに近づく女性の荷物検査をしている三女さん。闇深。
・Vol.94「宮下恋愛相談所」(132卵性直後)
ゆきちゃん怒る。こうして孤立、いじめに繋がるんだなぁ。自業自得…。
・おしまい(描き下ろしイラスト)
相変わらずカオス。ひとはに関しては完全にひとはなのがなんとも。

POSTSCRIPT
・冷血のギャンブラー 緒方愛梨 緒方一郎太 他一同
栗山っちよりもトム先輩の方が公開情報が多くなるのも時間の問題か。
微妙な表情の一郎太は、単純に妹を隣に置かれている苛立ちだと思う。

大味のギャグは、狙いすぎたり連発するとしらけることが多いけど、
みつどもえは予想外の方向から、絶え間なくぶっこんでくるので凄まじい。
それに加えて表情の豊かさとセリフ回しが秀逸で、結局キャラクター以上に
そこら辺の骨組みがしっかりしていると思う。逆にキャラクターに寄せても
どうにかなるのも強いところ。どっちかに偏っていたらこんなには続かない。
19巻も楽しみ。尿回の記事も6年ぶり更新したくなってきた。


なんなんだこのマンガ… ― みつどもえ 19巻 桜井のりお


みつどもえ 18 (少年チャンピオン・コミックス)
みつどもえ 18 (少年チャンピオン・コミックス)