今週のみつどもえは海江田さんじゅっさいまいなすいちが、終らない29歳、
すなわちエンドレストゥエンティナインの世界で奮闘する話。

「君らってなんだかんだで仲いいよね」
教材を運ぶみつばと杉崎組に矢部っちから一言。そこに口をはさむのは
俺達の海江田先生。「女同士に友情なんてない」と言い放つその様は、
悠久の時を生き抜き、悟りを開いた賢人。まさに俺達のおばあちゃん！
……１コマ目の矢部っちの足元がなんかごちゃごちゃしていると思ったら、
三女さんが定位置にいらっしゃっていたのか。矢部っちが女性に囲まれて
気が気じゃなかっただろう。君らってなんだかんだで仲いいよね＞＜
海江田先生の見せてきた写真が、３人組が写真撮影をしていたところを
三十路前が気づかずにうっかり前を通ってしまった、と想像したら
なんだか突然、頬を液体がつたっていった。へへ、雨漏りしてらぁ。
みつばのツッコミにいちいち吹く。そして「ちょっと若すぎるね」が
吉岡のセリフでまた吹いた。この児童たち、いちいち残酷だな……。
「バス停かよ」は面白くない。バス停じゃねぇし。センスない。０点。

「ボク教室に行ってるからね　教材持ってってあげる」
八つ当たりにポカポカしてくる三十路前から逃げる矢部っち。
さり気ない優しさだな……これには思わずみっちゃんも

普段孤立している人って、ちょっと優しくされただけで惚れちゃうもんね＞＜
つまり三十路前に優しくすると……おっと、これ以上は言うまでもないな。
ありとあらゆる矢印を破壊しようとする三十路には乾いた笑いしか出ない。
他人の幸せの可能性を潰すよりも、自分の幸せを探したほうが……
ああ、上手く行かなくて１周回り切るとこうなるのか。
結果として佐藤とふたばさんに「逆効果」となっている哀れさ。
すでに２人の仲はクラスメイト公認……。
なにもかもうまくいかないと落ち込む海江田先生。みっちゃんと同様、
なにもかもうまくいかないキャラとして不運な役回りではある。

「海江田先生は今までで一番いい先生だよ！！」
そんな海江田先生を励ます１組の面々。いい話だなー。
ここまで影の薄かった杉崎が根も葉もないことを言って台無しだが……。
そこに訪れる校長とPTA会長・紗江子。風紀が乱れないように？
お宅の娘さんが一番風紀を乱しているんじゃないですかねぇ！グヘヘ。
奮闘っぷりを違う意味で評価される海江田先生。最近の子はハレンチ？
お宅の娘さんは消しゴムを拾う仕草すらハレンチですよねぇ！フヒヒ。
オチはまさかの千葉氏の秘技。あっさり発動した！圧倒的小指力。
セーターをうまい具合に指で隠したら大変なことになった。
ババァ結婚してくれ！誰でもいいから彼女と結婚してあげてくれ！！



みつどもえ：210卵生「汗が降り注ぐ丘」感想