今週のみつどもえはSSS隊が佐藤の「笛」を奪い合い「合体」する話。

「次の音楽はリコーダーのテストか…」 「やる気ないぜ…」
とか言いながらも休み時間の校庭でリコーダーを手に持っている佐藤。
もちろんこれはSSS隊を始めとした集団ストーカーに対する予防策なのだが。
ここで唐突にふたばさんが「ホームラン打ってー(そして小生のハートに
バックスクリーン3連発で他の女とは敬遠球をサヨナラヒットしてー!
)」
と、読者の想像を掻き立てる一言のセリフで登場。
佐藤が手に持つ笛をバットと勘違いして大リーグボール1号を投げる!
飛んでいくリコーダー。その行方には「ハンター」が待ち受けていた……。
上の部分を手にしたことでインテリ893の伊藤姐さんに迫られる加藤。
何これ怖い。拒絶すると秩父の山に埋められちゃうの?

「返せよ 3部品とも!!」 「そうよ 佐藤くんを困らせてはいけないわ…」
口ではそう言っても、一向に返す気はない3人。
伊藤詩織の言う「いけないこと」を吉岡に地球的拡大解釈をしてもらいたいッ!!
辛抱たまらなくなり逃走する加藤。おいまじでころされるぞ
この状況でリコーダーの名前の部分を見つめる伊藤詩織には感心した。
やはりそこに気がついたか、と。やはり彼女、並ではない。
名案を思いついた暗黒女王に見逃された加藤の取る行動は。


昔からずっと憧れている佐藤くん。いつもあなたのことを見ていた。

あなたのそばにはいつもあの子がいた。だから私は見ているだけだった。

夢にも出てきた。何度も出てきた。諦めきれなかった。伝えたかった。

なのに近づけない。だけど、今ならあなたを感じることができる。

震える鼓動。霞む思考。ずっとずっと好きだった。

……でも、私には出来ない。

この揺れる想いの先に、彼と同じくらい大切な友達が笑顔で立っていた。


mitu202
泣いた。なんでストーカーがリコーダーを舐めるという変態話なのに
いい話っぽくなっちゃってるの?(ヒント:マイナス×マイナス=プラス)
真ん中の笛はイメージ映像だからおがちんの手がおかしいのは気にしない。
加藤が舐めていたら、きっとおがちんは加藤に間接間接キッスをして
満喫したに違いない。そして伊藤詩織なら加藤の舌を無残に切り裂き、
返り血で血まみれになりながら満足気な表情を浮かべただろう。うわぁ。
その絆を確かめ合い、佐藤に笛を返すべく教室に戻るおがちんと加藤。
そして知略・知慮・知謀に定評のある伊藤ヒラ織が自分の笛を
佐藤の中の部分と合体させるところを目撃。
ああ、佐藤の太くて長くて大きいのを握る伊藤の笑顔が眩しい……。
合体プレイに目覚めるおがちんに笑った。
しかし結局、オチでふたばさんの笛を借りることで落ち着く佐藤。
満更でもないご様子。後ろの3人が本当に哀れで不憫……。

しかしバスケやサッカーでも才能をいかんなく発揮していた彼女が、
あんなにホームランの打ちにくいコースにボール投げるだろうか。
実は今回の話、ふたばさんはわざと佐藤に大リーグボール1号を投げて
リコーダーを彼女たちの手に渡し、伊藤詩織の黒さで仲違いを起こさせ、
SSS隊を崩壊させようとしていたのではないだろうか……。
そう、実はふたばさんは一歩間違えればヤンデレ属性のヒロイン
成りうる素質を持っているということなんだよ!やったね!!(何が?)



みつどもえ:201卵生「はじめてのあばんチュウる」
漢・千葉雄大の目指す頂は―みつどもえ10巻 桜井のりお