FRISKELION

漫画の感想を淡々と書き続けるブログ。みつどもえの個別記事も余裕ができ次第、更新します。


「ネイチャー」寺門ジモンと新人編集コマツが自然に立ち向かうルポ漫画の第1巻。

寺門ジモンのすごさをYoutubeで自ら発信する時代ではあるが、それを漫画で楽しめる快作。
クワガタとかグルメとかスニーカーとかサバイバルとかお馴染みの幅広い内容を扱う。
パンデミックのエピソードも興味深いが、それはコロナの予見というよりSARSとかの絡み?
突拍子のない出来事の連続にジモンを知らない人はフィクションだと思ってそう。
逆にコマツって本当にいるの?(現在も講談社で編集者として活躍中)

現在2024/7/16ですが、何事もなかったかたように続きの日付で更新を再開します。
まだ何もストックしてないけど、4行程度の簡単な感想を淡々と更新する予定。

ゲーセンはいつだってグローバル、キュートな英国少女とのほんわかコメディの第1巻。

リリー・ベイカー、ゲーセンで大学生にナンパされた英国少女。漢気コアラが大好き。
草壁蓮司、いきなり中学生に告白をするド変態ヤロー(誤解)。変装して身内を騙す。
コミュニケーションノートをモチーフにした交換日記で交流を深める2人。
ノートがあってもなくてもさして物語に影響がないようにも感じるが、わかりやすいツール。
ノートを置いてないゲーセンも多かったが、いわゆるコロナ禍で消滅した気がする。
読む前から想像していた通り、ただひたすらにリリーがかわいい漫画。妹とかも。

ゲーム漫画ではないが、ゲーム、ゲーセンで見かけるアレコレが扱われることもある。
VRゲームはロケテストを見かけたような気がするけど、専用の施設以外は稼働してない?
DDRは慣れてないからバー持ちなのか、慣れているからバー持ちなのか…なんとも言えない。
数カ月後、そこにはLondon EVOLVED ver.C(CDP)をノンバーでプレイするリリーの姿が!
次巻以降は、恋敵?望月桃子などの新キャラに翻弄されるリリーが見られるようで。


さびれた海辺の町で繰り広げられるどたばたスローライフコメディーの第1巻

少女型メイドロボット、キャリア30年の旧式。ぽんこつなので「ポン子」と命名される。
吉岡ゲンジ、田舎で一人暮らしの頑固ジジイ。妻は他界、子どもたちは都会暮らし。
爺さんと少女のコンビは近年もちょいちょい見かけるけど、まだ定番にはなってないか。
読者層が高齢化していけばそのうち定番のフォーマットになってそう。
  
設定の時点で想像できるお涙頂戴な展開もあるけど、概ね笑えるコメディに仕上がっている。
無味無臭な日常にひたすら感動ネタを乗っけてきたら何もおもしくないけど。
絵もネタも設定も凝っているのでお涙頂戴な展開は売れ線をついてる。
コメディと言うにはちょっとハードな設定、緊迫した雰囲気が漂うこともあるが…。

ゆうなや茜の脇役も存在感がある。町おこしのイベントも楽しい。
漫画で歌とかラップのシーンがあるとだいたい無心で読むけど、本作は別格だった。
幕間、嘘次巻予告の小ネタも素晴らしい。スパロボ風予告はツボった。



鈍感な2人のドキドキ能力検証コメディーの第1巻。

水戸要、目つきと話し方が災いして人が寄って来ないことに悩む頼られたい男子。
なんかひとりだけ西森博之作品の世界観で笑ってしまった。
夢咲舞落、神様から日替わりで謎能力を授かる天然ポンコツ女子。
むっちむち。胸がめっちゃデッカイ。Fどころではないと思う。
自称神様曰く、ポンコツちゃんのミッションは隕石落下による人類滅亡の阻止。
果たして2人は運命の日までに有効な能力を見極め、人類を救えるのか!?
福地流の能力ラブコメという感じでさすが。(福地作品の知識ほとんど無いけど…)

最初の1コマがいろいろなパロディになっているのが大好き。初っ端から集英社ネタ。
漫画読み様たちのブログ全盛期なら全ネタ解説とかありそうなものだが…。
能力ネタが間延びしたり、ラブコメが間延びしたり、どちらも感じることはあったけど
夢っちが超かわいいので読み進めることはできる。雨坂凛も良いキャラしていた。
巻末がショートネタかと思ったら1話分の描き下ろしでぶったまげた。
最終巻は大団円で、いろいろ思うこともあったような気もするけど、これでヨシ!となる。


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